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銅についてのミニ情報VOL.22 2012/12/01


師走の季節です。なにかとイベントなどでお付き合いが多い時期ですが、食べ過ぎ、飲みすぎ、寝不足などに気を付けてお過ごしください

さて、前回は亜鉛のお話でした。 今回は亜鉛と拮抗作用がある『銅』についてお話します。

『銅』は骨や骨格筋、血液などの中に約80㎎存在しており、それは10円玉の10分の1くらいに相当します。体内でタンパク質と結合し、赤血球の形成や、酵素の材料、骨の形成の役割を担っており、健康を維持する上でなくてはならない栄養素の一つです。

食事の中に『銅』が少ない時には吸収率が上がり、多い時には排泄が促進されるので、通常の食事を食べている場合には不足や過剰になることは殆どありません。2010年の国民栄養調査でも男性が1.21mg、女性が1.04mgと推奨量を満たしていました。

欠乏症が起こる例として、遺伝的に『銅』を吸収する能力が低い方や、食事が摂れず『銅』の含有量の少ない赤ちゃんの粉ミルクや高栄養のドリンクなどを使用している方、長期間激しい下痢が続いている方などがあります。症状としては骨や血管壁がもろくなったり、貧血や皮膚の色素が抜け落ちたりします。 過剰症はサプリメントなどで過剰に摂った場合や、銅製の食器や調理器具などで酸性の食品を扱い銅が溶け出したことで起こる場合があります。過剰症としては嘔吐や下痢、肝障害などがあります。

また前述した拮抗作用により、サプリメントなどで亜鉛を過剰に長期間使用していると『銅』が不足する場合がありますし、逆に『銅』が多い場合は亜鉛不足になる場合もあります。サプリメントなどを使用する場合は医師や薬剤師、管理栄養士にご相談下さい。



『銅』の摂取基準
 推奨量 男性0.8㎎、女性0.7㎎
 上限量 男性10㎎、女性10㎎
(日本人の食事摂取基準2010年度版)


『銅』を多く含む食品
 牛レバー   5.30㎎
 ほたるいか  3.42㎎
 いいだこ   2.96㎎
 カシュナッツ 1.89㎎
 ゴマ     1.68㎎
 抹茶     0.60㎎
 ピュアココア 3.80㎎

 100g中の栄養素量
   五訂 日本食品標準成分表

文責:栄養管理科 深谷祥子

 


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