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葉酸についてのお話②VOL.26 2013/06/04


 日ごとに暑さが増し、夏野菜が旬を迎える季節となってきました。

 今回は、葉酸がなぜ胎児に必要なのかをお伝えします。

 葉酸は細胞が新しく生成されるときに、必要な栄養素です。また、活性酸素などにより、間違って作られた細胞の修正にも関与しています。
 特に葉酸が必要な時期は、妊娠初期です。なぜなら、胎児の細胞増殖が盛んで、様々な臓器が形成されるのが、この時期だからです。この時期に葉酸が不足すると、胎児の神経系に異常をきたすリスクが高くなります。
 葉酸1日の推奨量は、成人女性240μg、妊娠中は倍の480μgです。
 葉酸は、肉魚類に多く含まれるビタミンB6、ビタミンB12や野菜、果物に多く含まれるビタミンCと一緒に摂ることで吸収が良くなります。
 一方、熱に弱く、水に溶けやすいため調理によっての損失が大きく、消化吸収される過程での影響を受けやすいので、胎児の神経系異常のリスク低減のために、妊娠中又は妊娠の可能性がある女性では、通常の食事からの葉酸摂取に加え、サプリメントから1日400μgの葉酸摂取が勧められています。

 ただし、葉酸の摂り過ぎには亜鉛の吸収を妨げるなどの報告もあるので、サプリメント使用の際は医師や薬剤師、管理栄養士にご相談ください。

*妊娠初期での胎児の成長*

◆妊娠2ヶ月(4~7週)
・手足や内臓、脳など様々な臓器が急速に発達する。

◆妊娠3か月(8~11週)
・手足や関節が出来上がり、動かすようになる。
・中枢神経の発達が盛んになる。

◆妊娠4ヶ月(12~15週)
・主な内臓は完成し、活発に働く。
・胎盤が完成し、母体から栄養をしっかり吸収できるようになる。

文責:栄養管理科 堀切理恵子

 


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