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ビタミンKについてVOL.27 2013/07/31


 毎日、蒸し暑い日が続いていますが、皆さん、体調を崩していませんか?

 今回の栄養のお話は、「ビタミンK」についてです。

 「ビタミンK」は葉野菜に多く含まれる栄養素で、血液の凝固を促進する働きがあります。

 私たちは、出血をした際、それを止めるために血液を固めます(血液凝固といいます)。その働きに大きく関係しているのが「ビタミンK」です。

 しかし、心筋梗塞や脳梗塞などの方は、血管内で血液が固まって、詰まらないようにするため抗凝血薬(ワルファリン等)で、コントロールをしています。その時に、「ビタミンK」を摂ってしまうと、薬の働きが弱まってしまいます。

 また最近では、「ビタミンK」は骨の代謝にも関係することが分かってきていて、骨粗しょう症予防のためにも目標量を摂取することが良いとされています。

 「ビタミンK」の必要量は、ごくわずかのため、それほど努力しなくても十分な量を確保出来ます。
 また腸内細菌によっても「ビタミンK」は作られます。

「ビタミンK」の摂取目安量(1日当たり)
   成人男性:75μg
   成人女性:60μg
  (30歳以上女性:65μg)

  (日本人の食事摂取基準2010年度版)


 「ビタミンK」は、脂肪と一緒に摂らないと吸収されないため、少量の脂肪を含む食品と葉野菜を食べ合わせるようにすると良いでしょう。葉野菜にオイルベースのドレッシングを少量かけたりすると良いでしょう。

「ビタミンK」を多く含む食品
(100g当たり)

 納豆        870μg
 ブロッコリー    160μg
 サニーレタス    160μg
 ほうれん草     270μg
 こまつな      210μg
 つるむらさき    350μg
 モロヘイヤ     640μg
 ケール       210μg

 ※納豆菌は腸内でビタミンKを作り出すため
 ワルファリン服用時には禁忌食品となります

 抗凝血薬等の服用中で「ビタミンK」を制限するよう言われている方でなければ、納豆や葉野菜を適度に摂取していくようにすると良いですね。

文責:栄養管理科 関 徹也

 


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