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新しい糖尿病診断基準 HbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)の国際標準化

筆者: 糖尿病・内分泌・代謝内科  臼井 崇裕 掲載日:2012/10/01

平成24年4月より糖尿病の診断基準であるHbA1c(採血で過去1~2ヶ月間の血糖値の平均を反映)の表記が国際基準に伴い変更となりました。これまでのものからおよそ0.4%高くなりましたのでご注意を!

平成24年4月1日より日常臨床および特定健診・保健指導においてもHbA1cの表記が国際基準に変更されました。何故今頃になって全国的に変更が必要なのでしょうか。そもそも世界には測定法の違いによって4つの測定法が存在し、世界の論文・臨床研究において単純比較が困難となっていました。さらに世界的には大半の国でNGSP- HbA1c 値が用いられており日本で使われてきたJDS- HbA1c 値と比較するとHbA1c に約0.4%の誤差が生じていました。

NGSP値は欧米の糖尿病大規模研究にも使われ、事実上の国際基準値となっています。日本の検査の方がHbA1c計測の精度は高いのですが、欧米にその精度を求めるのが困難という事情と、バックグラウンドの規模の違いも含め変更に至ったようです。従って、4月からは日本においてもNGSP値を採用とし国際標準化を図っています。

これからのHbA1c (NGSP値)=HbA1c(JDS値)+0.3%(HbA1c 4.9%以下)、=HbA1c (JDS値)+0.4%(HbA1c 5.0~9.9%)、=HbA1c(JDS値)+0.5%(HbA1c 10.0~14.9%)と変更となってますので全ての患者様においてかつてのものと比べHbA1c が上昇することとなりますが、あくまで表記法の違いに過ぎません。今後も月々の血糖変化を示すことに変わりはなく、まずは良とされるHbA1c(NGSP値)が6.9%未満を目指し(今までのJDS値では6.5%未満にあたります)日々のコントロールに勤しむことに変化はないようです。


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