東京医科大学八王子医療センター看護部
看護部|東京医科大学八王子医療センター

2017.04.13患者さんのためにひとりひとりが出来ること(急変シミュレーション演習を実施して)

 私達の外来にはリウマチ外来があります。医師1名の小規模の外来です。近年関節リウマチ治療はメトトレキサート、生物学的製剤の登場により臨床的緩解から機能的緩解を目指すことが可能になってきました。しかし画期的治療薬の導入により感染症やアレルギーショックなどで救急医療の必要な場面がみられるようになってきたのも事実です。そこでリウマチ外来では急変対応シミュレーション演習を実施しました。

与えられたテーマは以下のようなものです。
 「リウマチの生物学的製剤(レミケード)の点滴中患者さんの体調が悪化しました!医師、看護師、クラークさんが一人ずつ診察室にいます。さあ!あなたならどう行動しますか?」

 事前に資料を読み予習をしたので、“観察して医師を呼んで救急カートを持ってきて…”と、イメージトレーニングはOK! ところが普段急変など縁がない外来の一室です。モニターも無い、救急カートも無い、人手も無い、やはり上手くは動けませんでした。そして反省だらけで演習は終了しました。
 しかし、見えてきたものはたくさんありました。少ないマンパワーでも効率よく動くためにチーム内で患者の状態、情報を共有することが重要であること、そして、常日頃からひとりひとりがなにをすべきか、何ができるかを考えながら行動することの大切さです。
 終了後、クラークさんからは「急変のイメージを持てるようになりました」看護師からは「実際の外来を使って演習できたので実感が湧きました」という感想が聞かれ、この演習を行って良かったと思いました。これからも患者さんのために出来ることを考え看護につなげていきたいと思います。
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