東京医科大学八王子医療センター看護部
看護部|東京医科大学八王子医療センター

2017.08.07快適な維持透析人生を願って

 当血液浄化療法室は20床を有し、入院中の患者さんに対して透析を行っています。また血漿交換療法や白血球・顆粒球除去療法、LDL(悪玉コレステロール)吸着療法など特殊な血液浄化も行っています。

 透析患者さんは、透析特有の様々な合併症を予防するために、日常生活の中で注意していかなければならないことがあります。
 そこで私達看護師は、特に透析を導入したばかりの患者さんに対して日常生活の自己管理ができるよう指導に力を入れています。

 透析導入初期の患者さんは食事や水分制限についてなど、多くの不安を抱えています。そんなときは、まず患者さんの思いを傾聴し、透析を受け入れられるような関わりを心がけています。そして前向きな気持ちになるのを待ってから一人一人に合わせた指導を開始しています。
 また短い入院期間では、指導内容をすべて行えない場合もあります。そのときは、指導が継続されるよう維持透析クリニックと連携を図っています。

 先日、当院で導入した患者さんが10年ぶりに入院しました。そのとき「看護師さんに教わったから、家でもシャントの音を聞いたり、拍動を触ったりしてきたよ。おかげでシャントが長持ちしたよ。」と話してくれました。指導が役立っていると実感できた言葉でした。
 私達が指導したことを、記憶の片隅に留めて「この話、前に聞いたことがあるな」「あの時、看護師がこう言っていたな」と思い出し、自己管理して頂けたら嬉しいです。
 私達看護師は、透析患者に出来る限り快適な日常生活を過ごして頂くことを願い、今日も指導に励んでいます。
血液浄化療法室 松井 典子 一覧をみる

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