東京医科大学八王子医療センター看護部
看護部|東京医科大学八王子医療センター

2018.06.30みんなで支援するICU新人ナースの成長

 当院は、全国でも数少ないDPC特定病院であり、救命救急センターを有する3次救急の受け入れをしている地域医療支援病院です。当病棟ICUは、24時間2:1の看護体制で集中治療や看護を提供しています。
 救命救急センターでの初療を終え入室してくる患者さんや心臓血管外科、消化器外科、脳神経外科などの侵襲の大きい術後や院内での敗血症、呼吸不全といった患者さんも入室してきます。そのため、人工呼吸器だけでなく高度医療機器(IABPやPCPSなど)での治療や管理も行っています。
 そのような状況において、院内のクリニカルラダーによる教育だけでは、重篤な患者さんを看護するために必要な知識や技術をカバーしきれません。そこで部署オリジナルのクリニカルラダーを用い、クリティカルケアに必要な知識や看護を実践できるように段階的に学んでいくことができる教育体制を整えています。
 また、集中ケア認定看護師や急性・重症看護専門看護師も所属しており、質の高い看護を実践できるように日々カンファレンスや勉強会を企画しています。そのため、チームだけでなく部署全員で新人ナース・中途入職者さんへの支援を行っていく体制が出来ています。
 新人ナースはプリセプター制度の中で、プリセプターの先輩から業務の指導だけでなく、勉強内容を確認してもらったり、落ち込んだ時にはメンタル面をフォローしてもらっています。昨年の新人ナースも今では人工呼吸器や重篤な患者さんへのケアができるようになり、頼もしくなってきました。2年目ナースに1年間をどうだったか尋ねると、「何もできなかった4月の時に比べて、2人の患者さんを担当しながらケアができるようになったけど、まだ慌てることも多いし、知識面も全然足りないのでこれからもがんばりたいです。」と言っていました。
 ICUでの教育は最低でも3~4年は必要で、2年目になっても学ぶことは多くあります。また、プリセプターだった先輩との関係は終了することなく継続して、教育やフォローを受けることもたくさんあります。まだまだこれから成長していく2年目ナースをICUスタッフ全員で見守りながら支援をしていきたいと思います。
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