入局研修案内

八王子医療センター消化器外科・移植外科では一般消化器外科に加え、肝胆膵外科、移植外科、腎不全外科、内視鏡外科などの専門性の高い分野の診療、教育、研究を担当しています。当センターは約600床の大学病院としての一面を持ちつつ、八王子市の地域中核病院としての性格をもち合わせた施設ですので専門分野だけに偏らないバランスの良い研修・修練が可能です。

当科は大学病院の分院という性質上同窓生が多いですが、他大学や3年目の医師以外の方も積極的に受け入れております。また、医学生、研修医の先生方の見学も積極的に受け入れています。当科に入局した医師は皆当科で研修を積んだ経験から入局を決めていますので、是非とも一度見学、研修にいらしてください。


先輩の声 ~入局の決め手~

富田先生コメント
(2008年東京慈恵会医科大学卒、初期研修:聖路加国際病院)
このページを御覧になっている方は、当医局に興味を持ってくれた若手医師だと思います。私は下記の後輩達とは異なり、他の病院の救命救急センターを経た後、縁あって当医局に入局しました。全員が一致団結し、やりがいを持って日々の診療に当たっています。雰囲気は非常に良く、優しくて指導に長けた先輩医師ばかりです。若手については、一言で表すなら「少数精鋭」です。人数は決して多くありませんが、その分1人あたりの症例数は他施設よりも豊富です。特に執刀症例については入局初年度からかなり多く、また学年に比して難易度の高い症例にも積極的に挑戦します。各専門領域も充実しており、例えば多くの肝胆膵高難度手術や他施設ではなかなか経験できない肝移植にも携わることができます。学会発表・研究・論文作成も熱心に行っており、先輩から後輩への指導が足りないと感じる事はないはずです。後述の通り入局後のキャリアパスはしっかりと確立されており、我々は皆それに沿って成長しています。やる気に満ち溢れ「頑張りたい」と思っている外科志望の若手にとっては、自分が成長できる最高の環境だと思います。我こそはと思う方は、ぜひ一度見学に来てみて下さい。

佐野先生コメント
(2010年東京医科大学卒、初期研修:八王子医療センター)
当科に入局して今年で6年目、「自分は外科医です」と少し胸を張って言えるようになってきました。外科医になって何年経ったから一人前、というものはありません。自分はまだ「一人前」ではありません。まだまだ多くの経験・技術・知識が必要です。しかし、順調に「一人前を目指す外科医6年目」となっています。当科の手術教育は「やらされる」手術ではなく、「やる」手術です。やった気になっても意味が無い。自分でやれなきゃしょうがない。10例「やらされる」より1例「やる」方が早く一人前になる。自分は当科に入局して大正解だったと思っています。申し分ない環境で、良い指導医の下培った経験は最高の肥やしとなり、一人前の外科医が育ちます。どこに出ても勝負出来る、そんな「一人前の外科医」に早くなりたいという貴方、百聞は一見に如かず。一度当科の門を叩いてみて下さい。東京は八王子の地で、外科医として「一人前」一緒に目指しませんか?

沖原先生コメント
(2011年東京医科大学卒、初期研修:成田赤十字病院)
自分はここの医局に入局して5年目になりますが、ここを選んで良かったと心から思っています。ここの医局では他の大学病院と同じように若手医師としての雑務はもちろんありますが、その分若手医師に手術手技を積極的に学ばせようとしてくれています。自分は消化器外科医になると決めてから色々な大学病院を見学しましたが、ここの医局に入れば最短距離で外科医として一人前になれると感じ入局を決めました。実際、入局後から多くの手術を執刀し充実した生活を送れています。外科医として成長出来るところがここにあります。

小澤先生コメント
(2013年東京医科大学卒 初期研修:八王子医療センター)
大学卒業当初は内科医を目指していた私ですが、初期研修医時代に当科を選択し、手術の楽しさ、難しさに触れ、外科医を志しました。そんな人生の大きな転換を1、2か月で決意できるくらい、当科での仕事は楽しく、やりがいを感じることができたのです。「卒後5年以内にどれだけ必死に働くか」がその人の医者像を作り、その間にどれだけ多くのことを経験し、吸収するかが大事だと思います。そういう意味では、どこの病院でも経験できない経験ができ、成長できる場があると思います。主任教授以下、上司、同期、後輩に恵まれ、上下関係にとらわれず、治療方針などについて常にディスカッションがあります。多くを語っても、当科の魅力を完全に理解していただくことはできないでしょう。騙されたと思って一度当科の門を叩いてみてください。

郡司先生コメント
(2014年東京医科大学卒 初期研修:八王子医療センター)
私がこの医局に入局してよかったことは、消化器外科診療から移植医療、そして緊急手術などの救急医療と幅広い診療に携われていることです。外科医1年目として日々叱咤・激励の毎日ですが、とても充実した外科医の生活を送れています。若手外科医も沢山いるこの医局をみなさん見学しに来てください。

入局後のキャリアパス(モデルケース)

入局後のキャリアパス

*1 連携出張病院(HPより抜粋)
連携出張病院

*2 主な留学先
University of California San Francisco
University of California Los Angels
Louisiana State University Health Science Center in Shreveport
University of Wisconsin School of Medicine and Health
Massachusetts General Hospital Cancer Center

留学先

後期研修

 初期研修を修了した研修医を対象に、消化器外科を中心に外科全般の研修を行います。プログラム内容については個々の希望を積極的に取り入れ、さらに専門外科へのステップアップの基礎作りを目標とします。研修年限は5年を基本とします。所属は当講座もしくは卒後臨床研修センターになります。

研修可能外科系診療科
胸部外科、心臓血管外科、麻酔科、救命救急センターなど
目標
急性虫垂炎、鼡径ヘルニア、胆石症の診断・治療・手術、腹部超音波、消化管造影検査、上/下部内視鏡検査、血管造影検査、各種カテーテル挿入、外科感染症対策、周術期管理、血液浄化法など、学会発表、インフォームドコンセント

後期研修終了された研修医、他施設で勤務されている医師を対象に、日本外科学会専門医取得を目差し消化器外科分野全般の研修、修練を進めます。肝臓外科、内視鏡外科、移植外科、腎不全外科などの専門性の高い分野の修練を希望される方も歓迎いたします。臨床面では外科基本手技のスキルアップに加え、学位取得や海外留学・国内留学も視野に入れ、興味ある専門分野の研修を加えたプログラムです。

当科関連認定施設

  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会認定指導施設
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医修練施設
  • 日本大腸肛門病学会専門医修練施設
  • 日本外科学会認定医、外科専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設
  • (社)日本透析医学会認定施設
  • 日本腎臓移植ネットワーク 腎臓・膵臓移植施設
  • 日本腎臓移植ネットワークHLA検査センター
  • 地域がん診療連携拠点病院

主な取得可能資格

  • 日本外科学会専門医
  • 消化器外科学会専門医
  • 肝臓専門医
  • 日本臨床腎移植学会腎移植認定医
  • 日本透析医学会専門医
  • 日本移植学会移植認定医
  • など

お問い合わせ

現在他施設で研修、勤務されていて消化器・移植外科に興味のある医師や研修医、医学生の方を対象に院内見学、説明会を随時開催しています。可能な限り希望に沿った柔軟な対応も可能ですので、詳細をご希望の方はお気軽にお問合せください。
連絡先:042-665-5611 佐野達(さの とおる)

主な研究領域(研究内容)

「移植関係」
  • ABO血液型不適合移植における新たな治療戦略の開発
  • ドナー特異的免疫寛容の誘導
  • 免疫抑制剤のテーラーメイド治療の開発
  • 新しい移植臓器保存の開発
  • 移植臓器のバイアビリティー判定法の開発
  • 免疫抑制剤に対するリンパ球感受性の検討
  • 東京薬科大学(臨床薬理学教室や医療実務薬学教室)との共同研究
「消化器癌関係」
  • 消化器癌に対する低侵襲手術手技の開発
  • 教育
  • 消化器癌における血中癌細胞の同定とその意義
  • 胆道癌の術前
  • 術後補助化学療法の確立
  • 胆道癌に対する光線力学療法
  • 膵癌の唾液診断