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皮膚科

診療案内・治療法

アトピー性皮膚炎

パッチテスト

アトピー性皮膚炎はアレルギー性の慢性炎症性疾患です。症状の軽いひとから、症状の重いひとまでいろいろとおります。ほとんどの方は軽症です。アトピー性皮膚炎と診断されても深刻に思い悩むことはありません。しかし、なかには重症化してしまう方もおります。悪化するのは早く、治るのが遅いのは病気の常で、アトピー性皮膚炎も例外ではありません。 重症のアトピー性皮膚炎の方では悪化要因を詳しく調べてゆきます。空中を浮遊するスギ花粉など、家の中のダニ、体に寄生するカビ、日常食べている食物、日常生活空間、なぜアトピー性皮膚炎が悪化したのか、そしてスキンケアーから軟膏療法まで、アトピー性皮膚炎と向き合う基本的姿勢、軟膏療法の基本、内服薬の役割など詳細にスタッフが助言させていただきます。


皮膚瘙痒症

皮膚に痒みを起こさせる皮膚病(湿疹、疥癬、痒疹、紅斑症、蕁麻疹、乾癬、真菌症など)がないにも関わらず、痒みが生じる病態を皮膚瘙痒症と呼びます。皮膚瘙痒症の原因で多いのは乾燥肌(乾皮症)です。乾燥肌は皮膚の最外層の角層と呼ばれる部分の水分保持能力が低下する事により生じます。皮膚は乾燥し、きめが粗くなり、つやもなくなり、糠のような粉がおちてきます。この状態で、様々な外的要因(乾燥、寒冷、風、ストーブ、暖房、衣服など)が加わりますと皮膚に痒みが生じます。あし、こし、わきばら、うで、せなか等に痒みが生じます。
その他の原因は次のような病気です。これらの病気の時に痒みが現れることがあります

  • 慢性の腎臓病
  • 慢性の肝臓病
  • 鉄欠乏性貧血
  • 赤血球増多症
  • 糖尿病や甲状腺機能低下症などの内分泌疾患
  • がんや悪性リンパ腫
  • 神経系疾患、多発性硬化症や脊髄腫瘍
  • 回虫や蟯虫など寄生虫症
  • 精神因性の*そう痒症、 (*そう=やまいだれ「疔-丁」に掻)
  • 薬物性、アヘンなど

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群は果物などが唇や、口腔粘膜に触れることで起こる蕁麻疹の一種で、接触蕁麻疹という概念に入る病態です。 好きな果物をいつも食べているからアレルギー反応を起こすようになったのでしょうか。食べたことのない果物は問題ないのでしょうか。残念ながら初めて食べる果物でもアレルギー反応が起こることがありえます。 何故でしょうか。これには交叉反応と言う概念が関わってきます。アレルギー反応は特定の抗原(卵、牛乳、スギ花粉、蜂、薬など)に対して特異的に生じます。スギ花粉症では、シラカバ花粉のアレルギー反応(花粉症)はおこりません。しかし、トマトを食べると口の中が痒くなるかもしれません。これはスギ花粉とトマトの果肉の構造に類似点(共通抗原)があるからです。これを交叉反応と言います。世の中には意外とこの交叉反応が多く見られます。口腔アレルギー症候群のひとはシラカバの花粉症を持っていることがあります。シラカバ花粉と果物(バラ科)やナッツの実が交叉反応を起こすわけです。シラカバ花粉と交叉反応を起こす食物はリンゴ、桃、サクランボなどのバラ科果物、クルミ、ピーナッツなどのナッツ類が有名です。イネ科花粉、スギ花粉、ハンノキ花粉などでも同じような現象が知られていますし、ラテックスアレルギーと果物アレルギーにも交叉反応があります。
果物アレルギー検査は、血液検査や皮膚反応で行います。血液検査で陰性でも皮膚反応(プリックテスト)では陽性になることが往々にしてあります。
治療は食べないことが予防になりますが、抗ヒスタミン薬内服である程度の予防効果はあります。また、花粉が舞う季節には、しっかりとマスクをするなどして予防対策をとることが大切です。

老人性乾皮症

皮膚は表面から順番に、表皮、真皮、皮下組織と呼ばれる体の一番外を覆う大切な臓器です。皮膚の表面は厚さ僅か20ミクロン弱の角層に覆われ絶えず新しい層と入れ替わっています。角層細胞の間にはセラミド、コレステロール、脂肪酸などの細胞間脂質が詰まっていて、角層は体から水分が蒸発するのを防ぐバリアーとなっています。皮膚表面は、表皮細胞から分泌される脂を主成分とした弱酸性の皮脂膜に覆われています。これらが、病原菌の進入、乾燥など物理的刺激や、アレルギー反応を起こす化学物質から体を守ってくれます。この大切なセラミドやコレステロールが無くなりますと、表皮の水分は低下し、肌は乾燥しカサカサしますし、アレルギー反応も起こし易くなります。肌が痒くなったり、湿疹ができたり、ばい菌が進入しやすくなります。高齢者では、この重要なセラミドが低下していることが判っています。
そこで、肌をいたわるスキンケアーが大切になります。保湿性の高い外用薬がスキンケアーに使われます。生活面でも、ナイロンタオルやタワシでごしごし擦りすぎないようにするとか、脂分を皮膚からとりすぎない石鹸を使うなど一工夫すると随分と肌が違って見えます。

メラノーマ・悪性黒色腫

メラノーマはほくろから生じるがんとは言えません。ヨーロッパやアメリカでは紫外線が関係しているメラノーマが多く、体や、うで、ふともも、くびや顔に発症するのですが、日本では少なく、紫外線が原因とは考えられない足の裏や爪の下に発生する場合が多いのが現状です。40歳を過ぎてから足の裏や爪にしみができたら一旦はメラノーマのことを考えてください。なお、たとえ足の裏の小さなシミでも専用の拡大鏡を使うと、ほくろとメラノーマの区別がかなりの程度できます。
メラノーマを疑う所見は以下の通りです。

大所見
  1. 大きさが変わる
  2. 形が不規則になる
  3. 色調が変化に富んでくる
小所見
  1. 大きさが7mm以上
  2. 炎症所見がある
  3. 出血している
  4. 異常感覚

大所見のいずれかと、3つの小所見があるとメラノーマが示唆されます。

皮膚リンパ腫

菌状息肉症をはじめ皮膚リンパ腫は一般的に悪性度が低いのが特徴です。しかし、それでも悪性には違いありませんので、あまり長く放っておくとリンパ節や内臓にまで進展してゆくことがあります。かゆみがなく、ステロイド軟膏で効果のない発疹、表面が崩れて治ることを繰り返す発疹を見たら皮膚リンパ腫のことを考えてください。

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