ご挨拶

診療科長
高橋 秀暢
八王子医療センター呼吸器外科は昭和63(1988)年4 月より正式に開設されました。以来、
胸部腫瘍性疾患に対し診断から治療までを担当しています。手術はもちろん、手術非適応例の化学療法、放射線療法、分子標的治療、免疫チェックポイント阻害剤など、常に最新の情報を取り入れて治療を行っています。
緩和医療も早期から導入し、緩和ケアチームと連携し、苦痛をとりつつ治療を進め、地域がん診療連携拠点病院としての呼吸器領域に対応しています。肺門部早期肺癌に対する光線力学的治療、中枢気道を病変に対するレーザー照射やステント治療も行っています。
さらには気胸や交通外傷、転落、刺傷による胸部外傷にも救命救急センターと連携して迅速に対応し、災害拠点としての救命救急の一翼をになっています。
肺癌検診における2次医療機関として、検診で胸部レントゲン異常の疑いのある方のご紹介に関しては、初診時に胸部CTを撮り、その日のうちに結果を見てご報告するように心がけています。
当科の特徴は、外来診察の予約が必要ないと言う点です。平日11時(土曜日は10時)までに来院されれば、多少お待ち頂くかもしれませんが、全て診療いたします。
対象となる疾患
肺癌
気胸
縦隔腫瘍
転移性肺腫瘍
悪性胸膜中皮腫
良性肺腫瘍・胸膜腫瘍
外傷
膿胸
気道狭窄
対象となる症状
・呼吸苦
・血痰
・喀血
・胸痛など
行っている検査
気管支鏡 | 経気管支肺生検 | CTガイド下生検 |
EBUS-TBNA(超音波ガイド下気管支壁外腫瘍針生検) | 胸腔穿刺 |
行っている治療
気胸や胸水貯留に対する
胸腔穿刺・ドレナージ胸腔鏡下肺葉切除
+リンパ節郭清術胸腔鏡下肺部分切除術
胸腔鏡下縦隔腫瘍切除術
胸腔鏡下胸膜生検術
胸骨正中切開による
縦隔腫瘍切除化学療法
放射線治療
定位放射線治療
分子標的薬による治療
免疫療法
緩和ケア治療
主な診療実績
【2017年度実績】
初診患者:586例
気管支鏡検査(BF,TBLB):160例
肺癌手術:87例(胸腔鏡下手術87例)
肺癌に対する化学療法:114例
分子標的薬による治療:38例
免疫療法:6例
放射線治療:29例
定位放射線治療:8例
医師紹介
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教授
たかはし ひでのぶ
高橋 秀暢
担当曜日
火・木
[特に専門とする領域]
呼吸器診断・手術、化学療法、細胞診断、緩和医療
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教授
かじわら なおひろ
梶原 直央
担当曜日
月・金
[特に専門とする領域]
呼吸器診断・手術、化学療法、細胞診断、緩和医療
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助教
いとう まき
伊藤 槙
担当曜日
[特に専門とする領域]
-
助教
えりぐち だいすけ
江里口 大介
担当曜日
水
[特に専門とする領域]
休診・代診情報
休診日 | 休診医師 | 代診医師 |
2021年03月02日(火曜日) | 高橋 秀暢 | |
2021年03月04日(木曜日) | 高橋 秀暢 | |
2021年03月10日(水曜日) | 江里口 大介 | |
2021年03月23日(火曜日) | 高橋 秀暢 | |
2021年03月25日(木曜日) | 高橋 秀暢 | |
2021年03月30日(火曜日) | 高橋 秀暢 |