ご挨拶

診療科長
平井 由児
近年、がん化学療法や移植医療、様々な免疫抑制療法などに代表される医療技術の進歩に伴って、易感染宿主(通常は病気を引き起こさないような病原性の低い微生物による感染症を発症しやすい人)の増加がみられています。また新型インフルエンザなど様々な新興・再興感染症の出現、マラリアやデング熱、ジカ熱などの輸入感染症への対応など、感染症診療の多様化が進んでいます。
私たち感染症科の主な業務は当院に入院中の患者様を対象に、担当医からの依頼によりエビデンスに基づいた感染症診断・治療についてのアドバイスを行う診療科です。昨今、複数の抗生物質が効かない多剤耐性菌の問題は実際に私たちの生命を脅かしています。
当科ではWHO/厚生労働省のAMR対策に基づき、不適切な抗菌薬使用、不要な抗菌薬処方を減らすための活動、院内での感染症発症を防ぐための感染対策業務にも感染症科の医師として加わっております。
外来診療ではHIV感染症、性感染症、渡航後の発熱などを中心に、通常診療にて診断が困難な感染症の診断・治療についてご相談をお受けしております。
初診時には問診・診察に十分な時間を要することもあり予約による受診をお願い致します。ご紹介の際には医療連携室を通じてお問い合わせください。
医師紹介
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教授
ひらい ゆうじ
平井 由児
担当曜日
月・金曜
第1週土曜[特に専門とする領域]
HIV診療・性感染症診療・感染症コンサルテーション・感染対策
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兼任講師
あいのだ ゆうすけ
相野田 祐介
担当曜日
[特に専門とする領域]
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兼任講師
たご さやか
田子 さやか
担当曜日
[特に専門とする領域]
休診・代診情報
現在、休診・代診情報はございません。