ご挨拶
診療科長
田中 朝志
当科は、血液凝固系に異常のある患者さん(血友病(後天性を含む)、フォンビルブランド病、先天性血栓傾向等)に対しての診療を行っています。原因不明の出血症状がある方や検査・既往症などで心配がある方などもお気軽にご相談ください。
また、輸血医療に関する診療支援も行っていますので、お困りのことがありましたらご連絡下さい。
対象となる疾患
出血傾向
先天性の血栓形成傾向
行っている検査
血液凝固因子の精密検査 | 血液型、不規則抗体同定などの精密検査 |
行っている治療
凝固因子製剤の個別化
した定期補充療法リスクを層別化した、
適切な抗凝固治療
研究
輸血の安全性に関する研究、輸血の有効利用に関する研究、血液凝固系疾患の臨床的研究、自己血輸血の臨床研究。
最近の著書:スタンダード輸血検査テキスト 第3版(2017年9月)
救急診療指針 改訂第5版(2018年4月)
輸血学 改訂第4版(2018年10月)
医療設備
自己血採取室に電動採血ベッド、自動採血装置を装備。
主な診療実績
主な診療科での貯血式自己血輸血実施量(2017年度) | |
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診療科 | 自己血輸血量(単位数) |
合計 | 417 |
整形外科 | 270 |
産婦人科 | 103 |
泌尿器科 | 24 |
口腔外科 | 14 |
その他 | 6 |
※合計はその他の科も含めての総合計の数字です。
外来受診患者の延べ人数;血友病A 98名、血友病B24名、後天性血友病24名、その他の凝固因子欠乏症20名、プロテインS欠乏症15名、フォンビルブランド病15名、ATIII欠乏症7名、その他56名(プロテインC欠乏症、抗リン脂質抗体症候群、慢性DICなど)(平成29年度)
血友病A 109名、血友病B24名、後天性血友病20名、その他の凝固因子欠乏症24名、プロテインS欠乏症13名、フォンビルブランド病11名、ATIII欠乏症5名、その他29名(プロテインC欠乏症、抗リン脂質抗体症候群、慢性DICなど)
(平成30年度)
医師紹介
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教授
たなか あさし
田中 朝志
担当曜日
水
[特に専門とする領域]
臨床検査医学、輸血学、血栓止血学療
[資格]
日本臨床検査医学会 認定臨床検査専門医
日本輸血学会 認定医
日本血栓止血学会
休診・代診情報
現在、休診・代診情報はございません。