血液内科

ご挨拶

診療科長
後藤守孝

医療センター血液内科では、主に急性白血病や造血細胞移植後、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍に加え、骨髄異形成症候群や再生不良性貧血など、造血不全症などの幅広い診断とフォローアップをメインに行っております。
当科医師のマンパワー不足のため、安全で質の高い医療提供体制に困難が生じております。そのため診療制限を余儀なくし、現在は院内発症例、当科外来通院中の患者様の診療に限定させて頂いております。
各医療機関様には多大なご迷惑をお掛けしておりますが、当科診療状況をご理解頂き、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。なお、お引き受けさせていただいた患者様は、責任を持って診断し、適切な治療の道筋を付けて対応させていただきます。

主な診療実績

入院症例内訳

病名	症例数
急性骨髄球性白血病	9例
急性リンパ性白血病	1例
慢性骨髄性白血病	4例
慢性リンパ性白血病	1例
原発性骨髄線維症	2例
骨髄異形成症候群	9例（うち急性白血病化 6例）
悪性リンパ腫	66例（うちびまん性大細胞型B細胞リンパ腫 35例、血管内大細胞型B細胞性リンパ腫 2例、濾胞性リンパ腫 14例、MALTリンパ腫 2例、辺縁帯B細胞性リンパ腫 1例、Ｔ細胞性リンパ芽球性リンパ腫 1例、血管免疫芽球性T細胞リンパ腫 1例、末梢性T細胞リンパ腫 3例、未分化大細胞型リンパ腫 3例、節外性NK/T細胞リンパ腫 2例、ホジキンリンパ腫 2例）
多発性骨髄腫	18例
再生不良性貧血	3例
自己免疫性溶血性貧血	1例
特発性血小板減少性紫斑病	2例
発作性夜間血色素尿症	2例
	合計 118症例