ご挨拶
メンタルヘルス科長
藤村 洋太
東京医科大学八王子医療センターは八王子市の人口約56万人を含めた南多摩医療圏142万人の中核病院として、許可病床数610床および34の標榜科を有する医療機関です。当センターは、三次救命救急センターとがん診療連携拠点病院の指定を受けており、また生体肝移植や生体腎移植などの移植医療も盛んに行われています。
メンタルヘルス科では、身体疾患の治療で入院されている方が入院中に来たしやすい、不眠、不安、抑うつ、せん妄などの精神・身体症状を対象として、各診療科の医師やスタッフと協力してチーム医療を行い、本来の身体疾患の治療が滞りなくスムーズに行い心身両面での回復の手助けができるように、コンサルテーション・リエゾン精神医療(リエゾンとは、フランス語で「連携」を意味します)を行っています。
また、移植医療においては、ドナーの方の任意性・自発性を第三者の視座から確認することやドナー・レシピエントの方々の精神医学的評価をすることも重要になってくるため、メンタルヘルス科ではそれらの役割を担っています。
当センターは厚生労働省指定のがん診療連携拠点病院でもあるため、メンタルヘルス科はがんを罹患された方を全人的にサポートする緩和ケアチームの一員として、精神面でのケアにあたっています。
冒頭でも触れましたように、当センターには広域で大勢の人口を有する医療圏域を背景とした三次救命救急センターがあり、自殺未遂や自傷行為で入院される方々が少なからずいらっしゃいます。それらの行為の背景には社会的な問題、経済的な問題もありますが、精神医学的な問題でお悩みの方がかなりの割合を占めます。メンタルヘルス科では、必要に応じてMSW(医療ソーシャルワーカー)やPSW(精神保健福祉士)など多職種と連携しながら、自殺未遂や自傷行為を原因として入院された方のケアを担っています。
医師紹介
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教授
ふじむら ようた
藤村 洋太
[特に専門とする領域]
臨床精神医学全般、コンサルテーション・リエゾン精神医学
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臨床准教授
たかしお おさむ
髙塩 理
[特に専門とする領域]
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講師
たまだ ゆう
玉田 有
[特に専門とする領域]
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兼任講師
つばき まさし
椿 雅志
[特に専門とする領域]
臨床精神医学全般、コンサルテーション・リエゾン精神医学
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兼任助教
やつ はるか
谷津 晴香
[特に専門とする領域]
臨床精神医学全般、コンサルテーション・リエゾン精神医学
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兼任助教
むらこし あきこ
村越 晶子
[特に専門とする領域]
休診・代診情報
現在、休診・代診情報はございません。