病院長挨拶
2023年10月1日より、病院長を拝命しました田中信大(たなかのぶひろ)と申します。常に安心・安全な医療を提供し、地域の皆様方に信頼していただける中核病院として、さらに充実した医療をお届けできるよう尽力してまいります。
東京医科大学八王子医療センターは、1980年(昭和55年)4月に現在の地に開院しました。当センターは、八王子市の人口約56万人を含めた南多摩医療圏142万人の健康を支える中核病院として、「先進医療」と「地域医療」の機能を兼ね備えている医療機関です。
当院の理念は、「人間愛に基づいて、患者さんに寄り添った優しい医療を実践します」です。患者さんに寄り添い、患者さん・地域の医療機関から信頼され、患者さんがかかりたくなる病院、地域から頼られる病院、働く人たちも含めみんなが温かみを感じる病院を目指します。当院の役割は、「救急医療」、「移植医療」、「がん治療」を3つの柱と考えています。近隣医療機関とも連携して、八王子市のみならず南多摩地区の皆様方の健康増進と疾病予防にも貢献していきたいと考えております。
現在、標榜している診療科数は36科、許可病床数610床の総合病院としてあらゆる疾患への対応と効率的な医療システムの運用を心掛けております。当センターは、三次救命救急センター、地域災害拠点病院、がん診療連携拠点病院、臓器移植医療拠点病院、感染症指定医療機関及び地域医療支援病院の指定を受けております。またこれらの日常診療に加え研修医教育に対しても力を入れております。教育研修病院として、八王子医療センター採用の研修医および医学生、薬学生、メディカルスタッフを目指す学生、大学院生の実習、研究など若手の育成に積極的に取り組んでおります。人間性に富む、患者さんに寄り添うことができる未来の八王子医療センター・未来の日本を担っていく若手を育てるため、教育体制の充実を図っていく所存です。
今後も、全職員一丸となって邁進して行きたいと思っておりますので、皆様方からの変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
病院長 田中信大