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ビスフォスホネート関連顎骨壊死を知っていますか?

筆者: 歯科口腔外科  山川 樹 掲載日:2017/10/04

ビスフォスホネート関連顎骨壊死を知っていますか?

【ビスフォスホネート関連顎骨壊死】

 日本は世界有数の長寿国となっていますが、がんや骨粗しょう症など何かしらの病気をかかえ、お薬の内服や定期的注射をしている方もいるかと思います。 ビスフォスホネート系製剤(以下、BP製剤)は、がんの骨転移や骨粗しょう症に対して使用される有効な治療薬剤です。

 しかし、BP製剤を使用経験のある患者さんでは、抜歯などで顎の骨に刺激の加わる治療を行った場合に顎の骨が壊死する〝顎骨壊死″が発生する可能性があります。海外の調査では、骨粗しょう症でBP製剤を内服している患者さんの1000人に1〜3人で、がんでBP製剤の注射を受けている患者さんの100人に7〜9人で顎骨壊死が発生したと報告があります。

 虫歯や歯石除去、入れ歯の製作など一般的な歯科治療では、顎骨壊死が発生する可能性は低いと言われています。顎骨壊死になると歯肉の腫れ・痛み・排膿・歯の動揺・顎骨の露出などの症状が出現し、症状が進行すると顎骨全体が壊死し病的骨折や皮膚に穴があくこともあります。

【治療】

 顎骨壊死に対して有効な治療法は確立されていませんが、口腔内洗浄・抗生剤投与・疼痛管理・一部の顎骨壊死部の除去など保存的療法が一般的治療となります。

【予防】

 抜歯にならないよう定期的歯科受診とBP製剤使用前に口腔内精査が必要です。BP製剤使用にあたり、患者さんと主治医が話し合いの上で使用検討し、その後に口腔外科医との連携が必要となります。

 当院では、主治医との連携により出来る限りBP製剤使用前に口腔外科受診にて口腔内精査を実施しております。

 何かご不明な点がございましたら、主治医または口腔外科へご相談ください。 

           


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