• 病院案内
  • お知らせ
  • 外来・入院案内
  • 診療案内
  • 総合相談支援センター

副腎皮質ホルモンの内服薬(飲み薬)について 恐れずに、あなどらず・・・薬と上手に付き合うために

筆者: リウマチ性疾患治療センター リウマチ科 青木 昭子 掲載日:2018/11/13

副腎皮質ホルモンの内服薬(飲み薬)について 恐れずに、あなどらず・・・薬と上手に付き合うために

 副腎皮質ホルモンは,副腎という組織から分泌されているホルモンです。

 糖質コルチコイド,ステロイドと呼ばれることもあります。処方される薬の名前としては,「プレドニゾロン」「プレドニン」「メドロール」「デカドロン」「リンデロン」などがあります。身体を維持するために重要なホルモンですが,炎症を抑える作用があり,関節リウマチを始めとする膠原病,気管支喘息,肺炎,腎臓病,皮膚病,アレルギー疾患などさまざまな病気の治療薬として使われています。副作用は,どの位の量を飲むか,どの位の期間飲むかによって違います。少量の場合や短期間の場合はそれほど心配いりませんが,量が多い場合,(少量でも)長く飲み続ける場合は副作用に注意が必要です。

 副作用が心配だからと言って,急にやめたり,自分で量を加減したりすると,病気が悪化するばかりでなく,低血糖,ショック,発熱など命にかかわる症状が起こる可能性があります(この状態をステロイド離脱症候群と言います)。長期に服用中の薬を急にやめることは決してしないでください。悪心や嘔吐などで薬が飲めない場合は担当診療科・担当医に連絡して下さい。

主な副作用とその対策

1 感染症 中等量を長期間内服する場合は,注意が必要です。手洗い,マスク着用とともに,なるべく人混みへの外出を避け,感染症を予防しましょう

2 血糖・コレステロール上昇 糖尿病の持病がある方は血糖コントロールが悪化しやすいので特注意が必要です

3 高血圧 減量すると元に戻ることが多いのですが,高血圧が続く場合は降圧薬を始めたり,増量したりする必要があります

4 骨粗しょう症 3カ月以上服用する場合,要注意です。骨粗鬆症の薬を内服するかどうか,主治医と相談してください

5 太りやすい・顔が丸くなる ホルモンの作用で顔,首まわり,肩,胴体などの脂肪が多くなり,手足などの四肢の脂肪は少なくなります。これを「中心性肥満」といいます。薬を減量すれば治りますが,患者さんにとって困る症状の代表です

6 精神の症状 夕食後に内服すると寝つきが悪くなることがあります。気分が高揚したり,逆に落ち込んだりすることもあります。おかしいなと思ったら主治医と相談して下さい 副腎皮質ホルモンには注意すべき副作用が多くあり,避けて通ることができません。しかし,副作用を少なくすること,対策を立てることができます。気になることがありましたら,ささいなことでも医師や看護師,薬剤師にご相談ください。

★副腎皮質ホルモンの副作用についての詳しい冊子はリウマチ科外来にあります。

<お知らせ>

平成30年4月21日(土)は、創立記念日のため、休診となります。


  • 東京医科大学
  • 東京医科大学病院
  • 東京医科大学茨城医療センター
  • リンク
  • ご利用ガイド
  • サイトマップ


Copyright© Tokyo Medical University Hachioji Medical Center. All Rights Reserved.    医療機関コード:W0002927