• 病院案内
  • お知らせ
  • 外来・入院案内
  • 診療案内
  • 総合相談支援センター

がんの治療の進歩と臨床腫瘍科

筆者: 臨床腫瘍科 臨床腫瘍科 渡辺 恭公 掲載日:2018/11/13

がんの治療の進歩と臨床腫瘍科

 がん治療は、手術、放射線、抗がん剤治療を3本柱として発達してきました。近年、がん治療に対する新たな柱として「免疫療法」が追加されました。今回はがん治療の進歩についてのお話です。

【免疫療法とがん治療の将来】  免疫とは体内に入っている異物に抵抗して打ちかつ能力のことをいいます。がん細胞という異物の一部では免疫に対してブレーキをかけて増殖を続けるものがあります。このブレーキを解除したり、自分の免疫力自体を高めたりして、がん細胞をやっつける治療が「免疫療法」です。現在、使用できるがんの種類(頭頸部がん、肺がん、悪性リンパ腫、胃がん、腎臓がん、膀胱がん、悪性黒色腫など)は限られており、現段階では本当によく効く人と効かない人の判別は難しく、本当に効果がある人は10-20%程度と言われています。

 からだへの負担はより少ないですが、がん以外に免疫が強く働いて、命に関わるような腸炎や糖尿病、肺炎などを起こすこともあります。

 最近では、治療効果を高めるために免疫療法に従来のがん治療を加える試みや、がん患者さんのもつ遺伝子情報全体を調べた結果に基づいて適切で治療を選択する「ゲノム医療」時代が始まりつつあります。

【がん治療と臨床腫瘍科】  実はがん治療に使用される従来の抗がん治療薬免疫治療のお薬は、同じ薬剤をがんの種類に関わらず、使用しています。お薬や副作用も複雑になってきており、看護師・薬剤師・緩和ケアチームなどと協力すること「チーム医療」や、さらにがんのできた場所にかかわらず、治療戦略を考えることが重要となってきています。その橋渡しをしているのが、臨床腫瘍科になります。

 がん治療でお悩みの方は、担当の先生や当科にご相談いただければと思います。


  • 東京医科大学
  • 東京医科大学病院
  • 東京医科大学茨城医療センター
  • リンク
  • ご利用ガイド
  • サイトマップ


Copyright© Tokyo Medical University Hachioji Medical Center. All Rights Reserved.    医療機関コード:W0002927