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血液の病気診断に欠かせない骨髄検査とは…

筆者: 血液内科 血液内科 岩瀬 理 掲載日:2018/11/13

血液の病気診断に欠かせない骨髄検査とは…

 骨髄検査は、血液の病気の診断・治療効果判定、他の病気の骨髄への影響の有無を確認するために行います。骨髄は血液細胞を造る臓器で、骨の中心部に存在します。検査には、骨髄中の血液をとって調べる骨髄穿刺(せんし)と、骨髄の組織をとって調べる骨髄生検があります。骨髄穿刺では骨髄穿刺針を、骨髄生検では骨髄生検針を用います。

 骨髄穿刺では、骨髄液から作成した標本を顕微鏡でみて、細胞の形態・比率から病気の診断をします。診断をより正確にするため、血液細胞の種類を特定する細胞表面形質解析や染色体・遺伝子検査を追加することが可能です。骨髄生検は、骨髄穿刺で吸引不能(dry tap)の場合必須となります。また骨髄全体の観察が可能となり、より正確な診断には骨髄穿穿刺と生検の併用が望まれます。

 検査部位は後腸骨稜ですが、患者さんの状態により、部位を変更する事はあります。 患者さんにはうつぶせに寝てもらい、腰の皮膚を消毒し、局所麻酔を行います。麻酔が効いたら、腰から針を骨髄に刺し、注射器で骨髄液0.3~0.4mL程度を瞬時に吸引します。その際、痛みを伴うことがあります。

 採取した骨髄液で標本を作製し、残りは病理検査に出します。細胞表面形質解析や染色体・遺伝子検査を行う場合、吸引を2回に分けて行います。全体で約10~15分程度で終了しますが、患者さんの状態、骨髄の状態などにより、より時間を要することもあります。検査当日の制限は特に無く、入院の必要もありません。検査後、約30分程度の安静(止血の状態により、長引くこともあります)と、検査後の入浴、シャワー等は1日控えてもらうことをお願いしています。


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