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てんかんの治療には発作症状の確認と検査に基づく診断が大切です

筆者: 小児科 科長  小穴 信吾 掲載日:2019/01/29

1、どんな病気?

てんかんを持つ人の数は全国でおよそ60万人から100万人(100~200人に1人)いるといわれていて、特に乳幼児と高齢者に多い傾向があります。てんかん発作は、大脳の神経細胞が過剰に興奮することによって起こります。この過剰な興奮が脳のどの部分に起こるかによって、症状は様々です。神経細胞がなぜ過剰に興奮するのかの原因は未だに不明な部分が多いのが現状ですが(特発性てんかん)、一部のてんかんでは脳腫瘍や頭部外傷などの脳の病気に伴って起こることもあります(症候性てんかん)。

2、どんな症状?

 てんかんで最も多い症状は全身のけいれんです。しかし、体の一部がぴくぴくしたり、どこかがしびれたりする感覚の異常や、ぼんやりして呼びかけに反応しない状態や、ぼんやりした状態で顔色が悪くなったり、口をもぐもぐさせる動作を繰り返すことなどもてんかんの症状の一つです。ただし、乳幼児で発熱がきっかけとなって発作がおこる熱性けいれんはてんかんではありません。

3、どのような検査が必要?

てんかんの治療のためにはまず、発作症状の確認と検査(脳波検査、血液検査、頭部MRIなど)を行い、基礎疾患の確認とどの種類のてんかんであるかを診断する必要があります。八王子医療センターでは、ビデオで発作の様子を24時間観察しながら同時に脳波を記録することが可能です。夜寝ている時の脳波や、発作の時の様子と脳波から、てんかんかどうか、またどのような種類のてんかんかを診断します。てんかん治療のためには発作症状の確認と検査に基づく診断が大切です。

4、治療は?

診断がついたらまずは発作を抑えるお薬を飲みます。小児では適切な投薬により70~80%の患者さんが発作のコントロールが可能であり、多くの人たちが普通の生活を送っています。お薬で発作が抑えられない場合は、外科治療も検討します。八王子医療センターでは外科治療の対応も可能です。

   

突然けいれんを起こした、勝手に体が動いてしまうなど、てんかん発作かどうか迷う場合には、地域のてんかんセンターである八王子医療センター(てんかん専門医2名所属)にご相談ください。



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