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早期発見、早期治療。血管にもプラークコントロールを!

筆者: 循環器内科  喜納 峰子 掲載日:2013/04/01

“ヒトは血管から老いる”これは19世紀の高名な医師、William Oslerの言葉です。

年齢とともにシミや皺が増えていくように、ヒトの動脈にも加齢性変化とよごれ=プラークが蓄積していきます。糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、喫煙、腎臓病など動脈硬化の危険因子が重なると、プラークが増加したり、おできのように急速に進行して破裂することがあります。プラークが血管の一番内側=内膜に蓄積すると、血管径が細くなり血流不足から狭心症や脳梗塞になります。プラークが破裂すると修復過程として血栓が付きます。血栓が次々付着すると血栓が大きくなり、いずれ血管内をふさぐようになると血流が遮断され心筋梗塞になります。心筋梗塞は突然死の一因です。

昨今アンチエイジングということばも聞かれますが、血管内に沈着した脂や石灰を溶かしたり、しなやかな血管に戻してくれる薬は現在ではまだ存在しません。まずはプラークが付かないようにすることが大切です。プラークが付かないようにするためにはどうしたらよいのでしょうか?まずは定期的にチェックすることです。 健診の利用をお勧めします。

血圧が高くなってきても、血糖値やコレステロール値が高くなっても、痛くもかゆくもありません。それなのに放置していると血管の内膜にどんどんプラークができていくのです。次に治療です。すぐに薬を飲まなくても、程度によっては生活習慣を改善することによって値は改善します。歯は目にふれやすく、また、不具合があると食べることに支障が出るため積極的に治療をしますが、血管は不具合を起こしてからでは遅いことがあります。出来るところからプラークコントロール、プラークマネージメントを始めましょう。


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