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救命救急センター24時

筆者: 救命救急センター 部長 新井 隆男 掲載日:2013/12/05

 それは深夜1時過ぎ、救命スタッフルームにて少し仮眠を取ろうと横になった時だった。 プルプルプル・・・と、けたたましく電子音が鳴った。

 「大垂水峠で乗用車と4トントラックの正面衝突事故。乗用車の若い男性は座席内で挟まれ、現在レスキュー隊が救出作業中だが、血圧が低く意識もない。救命医療班の現場への出動は可能でしょうか?」東京消防庁からのホットライン(3次救急=最重症傷病者を依頼する専用回線)だった。

 「はい行きます!」 私は反射的に答えた。

 私は救命のために出動する旨を管理当直医に伝え、ICUなどに入院している要観察患者の状態を申し送った。当直医からは「しっかり留守番するので安心して行って来い!」と言われ、気持ちが落ち着いた。


 スタッフルームから救命救急センターに駆けつけるとすでに担当の看護師が専用のユニフォームに着替え荷物をチェックしていた。この荷物の中に生命を守るための点滴やメス、胸腔ドレーンが入っている。


 迎えに来た消防車に乗り込んだ。トンネル内を緊急走行する車内で、予想される状況や医療処置について看護師と確認した。サイレンや鐘の音にかき消されないよう、お互い大声でのやり取りだ。

 間もなく現場に到着。レスキュー隊により車外に救出された傷病者は、我々医療班や救急隊員により適切な処置を受け、直ちに八王子医療センターに搬送、集中治療室に収容された。その後も、最善の処置は全力で続けられ、無事の退院を目指すところまで回復した。


 当院の救命救急センターは、『最重症』の患者を受け入れるための、八王子市で唯一の3次救急医療施設であり、その任務には今回のような院外出動も含まれています。

 平成24年度の3次救急年間受け入れ件数は1,000件を超し、応需率は非常に高く、都内でもトップ3に入る「断らない救命救急センター」です。また、最重症例を断らずに対応できるのは、救命救急センタースタッフの熱意だけでなく、院内の専門診療各科との協働があるからこそ可能となっています。今後も八王子医療センター救命救急センターは、一人でも多くの大切な命を救うことができるよう、日夜労を惜しまず活動致しますので何とぞよろしくお願い致します。


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