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黄疸(おうだん)をみたら病院へ

筆者: 消化器内科 准教授 角谷 宏 掲載日:2014/01/04

 体が黄色くなることを黄疸といいます。ミカンの食べ過ぎでも体が黄色くなることが有りますがこの場合は本当の黄疸と違い目が黄色くなることは有りません。

 さて、病気による黄疸の場合何かしらの異常が発生していますので精密検査が必要になります。では、黄疸には何故なるのでしょうか。それは肝臓で作られる胆汁の流れが悪くなったために起きます。では、胆汁の流れが悪くなるとはどういうことでしょうか。

 まず肝臓で流れが悪くなる場合が有ります。肝細胞の機能が落ちて流れが悪くなることが有ります。例えば急性肝炎や慢性肝炎など、肝臓そのものに原因がある時です。
 これを肝細胞性黄疸と言います。

 次に胆汁の流れに障害がある場合です。胆汁は肝臓から外に出て胆嚢に一度貯められます。食事などをすると胆嚢が縮んで胆汁を出し、それが十二指腸に出て行きます。このどこかに障害が有ると胆汁の流れが悪くなり、黄疸になります。

 胆汁が流れる管(道)を胆道といいます。この胆道のどこかに障害が有る場合は胆汁の流れが悪くなります。原因は様々で、胆道の癌や結石、また、膵臓は胆道の出口近くにありますから、膵臓の病気でも胆汁の流れが悪くなります。川がダムでせき止められると、川幅が広がるのと同じように、胆汁の流れが悪くなると、上流の胆道が太くなります。
 この様な状況を閉塞性黄疸と言います。

 以上が代表的な黄疸の種類です。黄疸になるにはそれなりの原因が有り、その多くは専門的な治療が必要なものです。黄疸になったら白目が黄色くなります。黄疸を見たら決してそのままにせず、必ず病院に行って精密検査を受けて頂きたいと思います。


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