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新たな国民病である慢性腎不全と腎臓病教室について

筆者: 腎臓内科 講師 山田 宗治 掲載日:2014/03/16

 慢性腎臓病(CKD)は近年、急速にその重要性が認識されている病気です。
その背景には、腎機能の低下によって透析療法を受ける患者さんの数が増えていること、腎機能が低下すると脳卒中や心筋梗塞などの心血管病が増えることがあげられます。

 現在、日本にはおよそ1,330万人(20歳以上の成人の8人に1人)が慢性腎臓病患者さんであると考えられています。慢性腎臓病とは、蛋白(たんぱく)尿(にょう)が持続的にでているなどの所見や腎機能低下が慢性的に続く状態です。治療せずそのままにしておくと、末期腎不全となってしまい透析療法や腎移植が必要となります。腎臓病は、ある程度病気が進行しないと多くの場合症状が出ません。急性の腎障害の場合などの例外はありますが、一度悪くなった腎臓の機能は、回復することはなく、慢性の腎不全となってしまいます。しかしながら慢性腎臓病は生活習慣の改善、薬物治療によって進行を抑えることが可能です。そのためには早期発見、早期治療が非常に重要です。

 自覚症状の乏しい慢性腎臓病の早期発見に役立つのが、血清クレアチニン検査と尿検査です。健康な人でも、尿にわずかな蛋白(たんぱく)が出ていますが、1日0.15g以上出ている場合を「蛋白(たんぱく)尿(にょう)」といい、腎障害が疑われます。健康診断等の検査で蛋白尿や血清クレアチニンが高いと指摘されたときは一度腎臓内科を受診しましょう。

 当科では、年4回当センターで医師、栄養士、看護師、薬剤師を中心に腎臓病教室を行っています。もし腎臓病をお持ちの方やそのご家族、また少しでもご心配のある方がいらっしゃいましたら是非ご参加ください。

 


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