大規模災害に備え、地域住民参加型防災訓練を実施
大規模災害に備え、地域住民参加型防災訓練を実施しました
平成31年2月3日(日)、まさに大寒の時期に、大規模災害に備えた「緊急医療救護所」設置・運営訓練が実施され、地域の医師会や歯科医師会、薬剤師会、自治会、近隣大学の学生・教職員、日赤奉仕団、消防署、消防団、八王子市職員、当センター職員など約250人が参加し、自治会の方々や子供たちがけが人役となり、近隣大学生などの参加者は、八王子市職員や医療従事者に交じってトリアージやけが人の処置、搬送等「緊急医療救護所」の運営に携わっていただき、まさに市民で災害拠点中核病院を支えるという実戦さながらの訓練となりました。
一方、訓練途中の検討会ではおしるこを食べたり、はしご車の試乗体験が行われました。終了後には傷病者役として迫真の演技をした方に池田寿昭病院長から演技賞が贈られるなど、訓練の目標であった「楽しく達成感があり、満足度の高い充実した訓練」となりました。
参加した方たちには、災害拠点中核病院である当センターの災害時における役割や防ぎ得た死を少しでもなくすために、地域の皆さんが協力する必要があることを理解していただき、大きな成果を収めることができました。
参加者からは「一人でも多くの命を救うために訓練を重ね、実災害時に備えておく必要がある」との声もいただき、今後も続けてまいります。
八王子医療センター
東京医科大学八王子医療センター
TEL:042-665-5611(代表)