「台風15号災害に対し災害派遣医療チームを派遣」
「台風15号災害に対し災害派遣医療チームを派遣」
令和元年台風15号災害では、千葉県を中心に建物損壊、停電や断水など大きな被害が発生しました。
当院は千葉県からの要請に基づき、災害派遣医療チーム(日本DMAT)1隊を9月9日から2日間派遣しました。
当院のDMAT隊は、被害が大きく医療継続が困難となった病院の入院患者全員を、非被災地域の病院へ緊急避難させる「病院避難」活動、および病院避難活動の指揮を執る本部活動を担当し、他DMATと協力のもと1名の死者も出すことなく約100名の患者の緊急搬送を行いました。
(出場したDMAT隊員ら)
さらに、厚生労働省からの要請に基づき、DMATロジスティックチーム隊員1名を9月12日から6日間にわたり派遣しました。
DMATロジスティックチームとは、都道府県庁や被災圏域に設置される医療活動本部において、医療支援チームの指揮や情報分析など、医療活動の中枢を担う専門チームであり、当院の職員1名が選出されました。
当院の隊員は安房地域の本部において、医療救護班の指揮調整、避難所支援調整、病院支援調整、航空機搬送調整、など重要な活動を担いました。
当院では近年頻発する様々な災害に対し、いつでも対応できるよう今後も準備を進めてまいります。
(DMATの指揮を執る当院の隊員 写真中央右)