● 緊急事態宣言・再発令に伴う当院対応について
平素より当センターの診療体制にご理解・ご協力を賜り誠にありがとうございます。
このたび東京都を含め1都3県に緊急事態宣言が再発令され、感染症指定病院である当院においても、逼迫する病床や医療資源への対応を余儀なくされております。
つきましては、今後の当院での患者対応および関連医療機関へのお願いにつき、以下、周知させていただきます。
1. 総合診療科の一時休診につきまして
令和3年1月18日(月)より、当面の間、総合診療科を休診といたします。
当該科の診療再開につきましては令和3年4月以降を予定しておりますが、それまで各医療機関には不都合をおかけいたします。今般の新型コロナウイルス感染状況拡大への対応のため、ご理解いただきたくお願い申し上げます。
2. 転院前PCR検査依頼への対応につきまして
当院からの転院時において、患者さんに対するPCR検査は原則行っておりません。
当院では、入院時に全患者に新型コロナウイルスに対するPCR検査を行っておりますが、ご承知の通り、新型コロナウィルス感染症患者でも発症日から10日間以上経過すると感染性のあるウイルスはほとんど検出されないことが判明しており、退院および転院の段階ではウイルスは死骸のみで感染性が消失された状態となります。
この件につきましては資料1、資料2に示す通り、行政判断もなされております。
既に複数の医療機関でこの基準に基く転院が行われています。
なお、受け入れ先医療機関からのPCR検査依頼につきましては、自費検査にて対応が可能ですのでお問い合わせいただきたくお願い申し上げます。
3. 救急外来での対応につきまして
新型コロナウイルス感染拡大に応じた病床増枠に伴い、当院では感染症科のみならず、全科を挙げて対応する方針となりました。このため通常診療への影響が避けられず、特に夜間帯の救急外来について、その影響は少なくないと考えられます。この点、ご理解の上、引き続きご協力いただきたくお願い申し上げます。
以上