ご挨拶
エコー(超音波)検査とは、人間の耳には聞こえない数MHz~十数MHzの高い周波数の音波を対象物に当てて、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を検査することのできる画像検査法の一つです。心臓や腹部、頸動脈、乳腺、甲状腺、下肢、体表など、さまざまな部位をみることができます。
どんな検査をしているの?
当センターでは以下の検査を行っています。
• 経胸壁心エコー(超音波)
• 経食道心エコー(超音波)
• 頸動脈エコー(超音波)
• 腹部エコー(超音波)
• 乳腺エコー(超音波)
• 甲状腺エコー(超音波)
• 下肢深部静脈エコー(超音波)
• 下肢表在静脈エコー(超音波)
• 体表エコー(超音波)
検査内容は?
代表的な検査を具体的に紹介します。
・経胸壁心エコー(超音波):
体表から体内に向けて超音波をあて、心臓の動きや大きさ、弁の動きや性状、そして血流情報をリアルタイムに観察することができます。
心筋梗塞、狭心症、弁膜症、先天性心疾患、心筋症、心膜炎等の診断や経過観察、そして心機能評価を行います。
・腹部エコー(超音波):
主に観察する臓器は肝臓、胆嚢、膵像、腎像、前立腺、膀胱、脾臓、などです。
この検査では腫瘍(良性・悪性)、胆石、腎結石、脂肪肝、肝硬変などの病気を発見できる場合があります。